Cap Rateとは?表面利回りとの違いを理解する

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不動産投資の利回りには様々な種類がありますが、米国で最も一般的に使われるのが Cap Rate(キャップレート、還元利回り) です。

日本ではまだ「表面利回り」が主流ですが、Cap Rateを理解することで、より正確な投資判断ができるようになります。

表面利回りの問題点

日本でよく使われる表面利回りの計算式は以下の通りです:

表面利回り

表面利回り = 年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100

この計算式の問題点は、経費を一切考慮していないことです。

⚠️

表面利回り8%の罠

表面利回り8%の物件でも、管理費・修繕積立金・固定資産税などを引くと、実際の利回りは5%程度になることも珍しくありません。

Cap Rateとは

Cap Rateは、経費を引いた**純営業収益(NOI)**をベースに計算します:

Cap Rate計算式

Cap Rate = NOI ÷ 物件価格 × 100

ここでNOI(Net Operating Income)とは:

NOI = 年間家賃収入 − 空室損失 − 運営経費

運営経費には以下が含まれます:

  • 管理費・修繕積立金
  • 固定資産税・都市計画税
  • 火災保険料
  • 管理委託費
  • 修繕費(通常の維持管理費)

Cap Rateと表面利回りの比較

項目表面利回りCap Rate
経費考慮しない考慮する
空室考慮しない考慮する
比較困難容易
国際標準×

Cap Rateの目安

日本の不動産市場における一般的なCap Rateの目安:

物件タイプCap Rate目安
都心区分マンション3.5〜4.5%
郊外区分マンション5.0〜6.5%
一棟アパート5.0〜7.0%
一棟マンション4.5〜6.5%
💡

Cap Rateが低い=悪いではない

Cap Rateが低い物件は、リスクが低く安定している傾向があります。都心の好立地物件ほどCap Rateは低くなります。

冷静不動産でCap Rateを確認

当サイトのシミュレーターでは、入力した条件からNOIとCap Rateを自動計算します。

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まとめ

  • 表面利回りは経費を考慮しない「見せかけの利回り」
  • Cap Rateは経費を引いた実質的な利回り
  • 投資判断には表面利回りではなくCap Rateを使うべき

表面利回り8%に惑わされず、Cap Rateで冷静に判断しましょう。

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